
こんにちは、あおにゃです。
嵐山に遊びに行った日のことを、まだ少し思い出します。
竹林を歩いていると、街の音が遠くなっていく感じがしました。風が通るたびに、上のほうで葉っぱが揺れて、音だけで涼しくなります。
景色がきれいな場所は、歩く速度まで変えてくれます。
写真よりも空気が残る
写真もたくさん撮りました。でも、あとから思い出すのは、写真に写っていない部分だったりします。
足元の砂利の音、日陰に入ったときの涼しさ、少し混んでいる道を抜けたときのほっとした感じ。そういうものは、画面には残りにくいけれど、体の中にはちゃんと残っています。
おでかけは、見るだけではなく浴びるものだなと思いました。

途中の休憩が好き
歩き疲れたころに食べる甘いものは、どうしてあんなにおいしいのでしょう。景色を見ながら座っているだけで、ちょっとしたごほうびの時間になります。
何を話すでもなく、ぼんやり川を見て、また歩く元気を取り戻す。こういう休憩があると、旅の記憶がやわらかくなります。
予定をこなすより、途中でちゃんと止まることも大事です。
また違う季節に行きたい
同じ場所でも、季節が変わるときっと全然違って見えます。次は朝早く行ってみたいし、夕方の光も見たいです。
嵐山は、にぎやかな場所なのに、ふと静かになる瞬間がありました。その瞬間をまた探しに行きたいです。
有名な景色の、その少し先
あとから京都市公式観光ガイドを読むと、嵯峨・嵐山は竹林や渡月橋で知られる一方、その奥には昔の面影と静けさが残る「奥嵯峨」という地域も紹介されていました。嵯峨・嵐山の案内を見ると、写真でよく見る場所だけが嵐山ではないことが分かります。
また、竹林は多くの人が訪れるからこそ、竹を傷つけず、周りの人と景色を共有する意識も必要です。きれいな場所を見つけると自分だけの写真を撮りたくなりますが、その景色は次の人へ渡すものでもあります。
次は「有名な場所を全部見る」ではなく、朝の混雑が少ない時間に歩き、音や光が変わるところで少し止まってみたいです。観光地を消費するより、その場所の速度を借りる旅にしたいと思いました。
